自分のストライクゾーンを確認する

ストライクゾーンは「野球規則」によって、きちっと規定されています。それによると次のようになっています。「ストライクゾーン――打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、ひざ頭の株のラインを下限とする本塁上の空間をいう。このストライクゾーンは打者が投球を打つための姿勢で決定されるものである」とされています。だからといって、打者が極めて変則に屈んだとしても、ストライクゾーンそのものは変わりません。

そのことを頭に入れて置いたうえで、ピッチングを組み立てていくためには、ストライクゾーンを知っておく必要があります。「野球規則」の規定に従って考えれば、打者の大きい小さいなどがありますから、相手によったストライクゾーンは若干の差異があるということにはなります。しかし、一般的には身長175cmくらいの打者をイメージして、ストライクゾーンを想定しています。

ストライクゾーンは高低と左右がありますが、左右はもちろんホームベース幅いっぱいということになります。これを、捕手の構える位置も含めて、マウンドから常に意識して、見えているようにしなくてはなりません。また、捕手とは常にストライクゾーンを確認しながら、投球練習では、ミットを動かさない状態で、捕球してもらうようにして、自分のストライクゾーンを確認しておきましょう。

ここでいう、自分のストライクゾーンというのは、例えば、右打者に対して外角低めに投げたいと思った時に、どのポイントでボールをリリースするとそこへ投げることが出来るのかという感覚のことです。これは、リリースポイントもさることながら、プレートの踏み方などにも影響されますから、どのような状況で投げれば、自分が狙っているところへ投げ込むことが出来るのかということを確認しておくということです。もちろん、そのためには、ある程度は投げ込みながら自分で確認していくしかありません。自分のストライクゾーンを把握しているのか、把握していないのかということでは、投手としてのピッチング構成としてもまったく違ってきますから、とても重要なことです。


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