プレートの踏み方
野球場では、投手が投げるポジションとなっている小高いマウンド(5.486mの円)があり、そこにはプレート(投手板)が埋められています。投手は、そのプレートに軸足をつけて投げなければいけないということがルールで定められています。プレートは白いゴム製で作られており、本塁までの距離18.44mのところに埋められています。プレートの幅は60.9㎝ですが、いい投手、投球の上手な投手は、このプレート幅を巧みに利用しながらさまざまな球を投げ分けていきます。
投手がコントロールをつけてスピードボールを投げていくには、バランスのいいフォームで投げることが基本です。その要素の一つとして、正しいプレートの踏み方があります。上手にプレートを踏んで(足をつけて)投げていけば、強く蹴り出すこともできますから、球の威力をつけていくこともできます。
右投手の場合であれば、プレートの上に自然な形で立てば右足(軸足)は三塁側を踏むことになります。ここから、左足を後ろに引いて始動していきます。投球動作に入るまでの軸足の動きが大事になってくるのですが、軸足のプレート上での動きは次のようになります。
①両腕を上げながら、軸足を斜めにずらす。 ②軸足をほとんど横にしていきながら、ステップする方の足(踏み出し足)を上げていきます。 ③軸足がほとんどプレートと平行になった状態で、投球モーションに入っていきます。
プレートの前には、それぞれの投手の癖もあって、それぞれ違った形で穴ぼこが掘れていることがあります。投げる前には、その穴を自分の投げやすいように、スパイクシューズなどで軽くかいて調整することも大事な要素です。ただし、あまりそのことばかりを気にしていると、投球にも影響を及ぼしますし、何より、そのことばかりをやっていると審判から注意を受けることもありますから注意しましょう。
また、軸足がプレートに触れていない状態で投げてしまうと、「反則投球」になってしまいますから注意してください。投手は、足がはみ出さない限りは、このプレートのどこを踏んで投げても構いませんから、プレートの幅を利用して、打者によって踏み分けていくのも、大事な投球テクニックといえるものです。
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