自分の投げやすいフォームとポイントを意識する
当然のことではあるのでしょうが、肩の可動域は人によってまちまちで個人差があります。それは、それぞれの筋肉の柔らかさにも影響されることです。肩から背中にかけての筋肉が柔らかくて、大きく胸を張ると背中で両肩がくっつきそうになる人もいますが、そういう人であれば肩を回しやすくて、ボールが遅く出てくるというフォームでいい投げ方が出来るでしょう。
いずれにしても、それ人の肩の状態によって一番いい投げ方、楽な投げ方というものがあるはずです。それが、ピッチングとして投げていく時にも肩の出方としては基本となっていくものです。ただ、実際に自分がどの位置で投げていくのがいいのかということは、なかなかわかりません。それを知るには、例えば、腕の位置が真上からの場合、30度ほど傾けてみた場合、さらには45度くらい傾けた場合(これがスリークォーターという位置の基本)、60度くらいまで傾けた場合、さらには横にしてみた場合と、ピッチング練習でやってみるのもいいでしよう。つまり、腕の出る位置を試してみるのです。
特に、フォームを固定する前には、果たして自分ではどの位置へ腕を持っていくのがもっとも投げやすいのだろうか、一番楽なのだろうかということは試してみる必要があります。少なくとも投手として試合で投げるのであれば、7イニング制の試合でも完投を前提とすれば70~80球かそれ以上は投げるわけです。
投げやすいということ、投げていることが苦にならないというのは当然のことながら一番意識しなくてはならないことです。そして、試しながら、この位置がもっとも投げやすいということを確認したら、それを自分のフォームとして固定していくようにしましょう。
また、肩の筋肉が柔らかい人は、投げるボールによって少し腕の出る位置を変えていくということも可能です。それが、苦痛ではなく肩の故障もないのであれば、それはそれでバラエティーに富んだフォームとして十分可能ではないのでしょうか。ボール投げるということは肩に負担をかけることですから、出来る限りその負担を軽くしていくことを意識していれば、それが自然に自分の一番いい腕の出方ということになります。
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